アンボセリ2日目

5時半に起きて、6時に食堂に降りました。

シリアルにホットミルクをかけてくれたり色々やってくれるのですが、とにかく時間がかかって、6時半に出る予定が7時を過ぎてしまいました。

半分も食べられず。

またアンボセリ国立公園へ行きました。

ガイドのピーターは昨日、

「明日はそんなに色々見られないかもだけど」

と消極的でしたが、その理由はライオンや他の肉食動物が狩りをするのは朝方か夕方で、朝はだいぶ早い時間になるからだそうです。

そういう意味では私たちは今回1泊2日の旅を選びましたが、日帰りも悪くはないのかも。

けれど、ピーターの言葉にはいい意味で裏切られました。

ゲートを通るなり、ゾウの群れ。

昨日のような1頭だけの寂しい姿ではなく、仔象がたくさんいて癒されました。

その後も象に行き合うことが多くて、とうとう象の群れが目の前を横切って行きました。

さすがに目の前を悠然と歩いていく姿には感動しました。

帰りがけにはキリンと、イボイノシシが。

イボイノシシはライオンキングの中のキャラクター通り「プンバ」と呼ばれていますが、ライオンがスワヒリ語で「シンバ」なのとは違って、単にニックネームだそうです。

ちゃんとした名前を聞きましたが全然覚えられませんでした。

10時過ぎに公園を出て、マサイビレッジに向かいました。

マサイの家や暮らしを見せてくれるとのことで、少し迷ったのですが行ってみました。

いきなりすごい歓迎をされて、踊りを踊ったり、一緒にジャンプさせられたりしましたw

それから案内人が家を見せてくれ、中に入れてもらったのですが、とにかく狭くて明かりも小さい窓がいくつかあるだけで、家具らしいものはベッドと焚き火の場所だけでした。

その後で火を起こして見せてくれましたが、煙がすごくてこれをあの狭い家で炊くと喉の弱い人は大変なことになりそう。

煙で蚊や毒蛇を避けるんだそうですが、そんな中で寝て人は大丈夫なのかな。

続いてメディスンマンがいろんな木の枝や根っこを見せてくれ、それぞれの効用を教えてくれました。

この後女性の役割を見せると言われて連れて行かれた中央の広場では、女性たちが敷物の上にアクセサリーや小物を並べて私たちを待ち構えていました。

アクセサリー系は基本的にビーズですが派手すぎて無理。

断るのも難しいのですが、いくつかマグネットや何かを選んで、今度は値段交渉になりました。

この値段交渉がまるでゲームのようで、枝で案内人の腕にお互いの望む金額を書いていきます。

人の腕に値段を書くって、と思ったのですが、彼がまず自分たちの希望金額を5500シリング(約6000円強)としたので、それはあまりに高過ぎる、と2500と書いたのですが、向こうも「ありえない」とばかりに首を振っていて、何度か繰り返して結局4000シリングで手を打つことに。

それでもだいぶ高いですが、もう面倒になったのと、結局寄付のようなものでもあるのでよしとしました。

その後でメディスンマンの見てくれた木の枝と根っこのうち、胃にいいものと鼻や喉、肺にいいというものを何本ずつかまとめたものも出してきて、いくらだったか忘れましたがそんなにはいずれにしても必要ないと、2000シリングで2本ずつ買うことに。

これも寄付です(汗

気の弱い人は絶対に行ってはいけない場所でしたが、家を見せてもらったり、マサイ族について好きに質問できたのはよかったです。

入場料は1人20USドルと言われていましたが、ドルの現金の持ち合わせが少ないのでシリングで、と言ったら2000シリングで、レートがだいぶ適当でした。

ガイドのピーターに合計10000シリングを立て替えてもらって、後にM-Pesaで精算。

すっかりお世話になりました。

5時前には家に戻り、しばらく動けませんでした。

けれどサファリやマサイビレッジでウロウロして土埃を浴びて、髪も顔もひどいことになっていたのでまずはシャワー。

着ていた服も次々洗濯しています。

洗濯機が設置できていて、本当に良かった。

明日はケニアで自由に過ごす最後の日です。

とは言え、また家具の配達を待たないといけないのですが、それでも最終日、楽しみたいと思います!

アンボセリ2日目

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