さて、昨日の続き。
夜、ゴーストハントのウォーキングツアーに参加しました。
ゴーストが怖くもなければ特に見たいと思うわけでもないので、本当に幽霊話ばかりのツアーなら参加するつもりはなかったのですが、リリーデイルの歴史などについても触れるとのことで、それは一度ちゃんと聞きたくて申し込みしました。
8時にオーディトリアム集合、実際始まったのは8時半です。
相変わらずのんびりしたスタートでした。
グループが大きかったので二つに分かれ、私たちのガイドはロンという名の66歳の男性。
生まれた時から近辺に住み、ずっとリリーデイルに関わっているのだそうです。
なかなかのユーモアのセンスの持ち主で、ツアー中、笑いが絶えませんでした。
色々面白い話はあったのですが、途中、「幽霊写るかもよ」と言われた博物館で、本当に写っちゃったかも。
光の加減と言えばそうかもですけれど、これは見てみないとなんとも言えないかな?
私と対面で会うことがあって、気になる方は声をかけてください。
覚悟さえしていただければ見せるのでw
その博物館ですが、私はこれまで基本的に、イギリスのスピリチュアル論を元にした現代スピリチュアリズムを勉強してきているのですが、そのイギリスのスピリチュアル論のきっかけになったアメリカの事件の遺品や経過などが残されていました。
そういえば、その事件、NY州での出来事なんですよね。
イギリスのスピリチュアリズム論ではその事件のあることがきっかけで、アメリカではスピリチュアルの研究がすたれて、イギリスに渡って今の形になった、ということになっています。
けれど、実際には、こうやって形を変えてアメリカで霊能者の町として今まで伝え続けられていることがあるわけで、やはり物事は一方の見方だけで判断してはダメですね。
いろんな資料をもらってきたので、しっかり検討してみたいと思います。
ツアーの最後は、森の中のメディテーションです。
これもなかなか、できない体験をさせてもらいました。
真っ暗闇の中での瞑想は、通常はあまり推奨されませんが、みんなでやるのと二人のガイドがついていたので大丈夫そうでした。
けれど、一歩、道を外れたら…。
暗くて危ない、だけでは済まないカモ(汗)
メディテーション場所になっていた場所は森の奥、5分くらい進んだところで、最後はそこで解散でした。
楽しいツアーでした!


10分ほど歩いて部屋に戻ったら、もうくたくた。
顔を洗うのもそこそこにパタリと寝てしまい、翌朝はゆっくり起きて、11時のチェックアウトまで朝ご飯も食べずにのんびり支度をしました。
荷物を預けて、今回がとうとう最後となるThe Lilyへ。
迷った挙句、コーヒー、ローストビーフサンドイッチ、フレンチフライ、ベーコンをオーダー。
なぜ迷ったか、というと私たちにはもう現金がなかったのです。
二人合わせてお札は32ドルのみ。
ホテルで無料でウォーターサーバーから水がもらえるので、水だけはなんとか確保できますが、今日はもうデザートは無理そうなので諦め、後で2ドルと小銭でチョコレートバーでも買おう、と我慢がまん。
2時からワークショップにサインアップしていたので、その前に少しギフトショップなどに寄るつもりでのんびり食べていたところ、大雨が降り出しました。
こんなにざあざあ降りになるの?
というくらいの降りです。
やばい。
傘持って来なかったじゃん。
折り畳み傘はホテルに預けた荷物の中です。
仕方ないので止むのを待っていましたが、1時になっても止まず。
そうだ!
私には天使という味方がいるじゃん!w
というわけで天使にお願いしてみましたが、1時半になっても、止まず。
ワークショップの終わる5時には行きたい店が2つあったのですがどちらも閉まってしまうため、もう、天使さんお願い聞いてくれなかった。
この土砂降りじゃ仕方ないやと雨の中に出ていきました。
すると、あれ?それほど降ってない?
さっきまでは確実に土砂降りだった雨が、さほど気にならないくらいの降りになっています。
最初に行きたかった店は、The Lilyからすぐだったので、ほとんど濡れたという感じがないまま到着。
無事、買い物を済ませて、次の店へ。
そこまでは少し距離があったのですが、小やみになったのでほとんど濡れず。
店でまた、とても欲しかった内容の本が見つかり、娘もお気に入りのカードを見つけて、大喜びで店の外に出た時にはすっかり雨は止んでいました。
店からワークショップ会場はまあまあの距離があったので、本当にラッキー。
天使さんには「信じなくてごめん…」と謝りました。
バタバタと会場に駆け込むと、まだ到着していない人が何人かいたので問題なく席につき、程なくワークショップのスタート。
「インナーチャイルドを癒しブロックを外して、自分の直感を信じる」という講座でしたが、これが大当たり!
講師のリンは美人で嫌味がなく、別の参加者たちも絶賛していました。
ついつい彼女の本を何冊も買ってしまって荷物は重いですが心は軽いです。
講座の後はゆっくりする暇もなく、ホテルに戻り、迎えの車を待ちました。
Lily Daleからナイアガラのカナダサイドのホテルまで、まっすぐ連れて行ってもらえる車が予約できて助かりました。
運転手もとてもいい人で、水のボトルをくれたりあまり喋り過ぎず、でもお喋りする時は感じよかったです。
カナダの国境に入る時は、陸路だとArrive Canというアプリでワクチン情報を入れておけば、パスポートを出して、いくつか質問されるだけでOKです。


というわけで、無事、今日の宿のSheraton Fallsview Hotelに到着。
クラブラウンジでとりあえず1杯コーヒーを飲み、13階のビュッフェレストランで、滝を見ながら夜ご飯。
食べ過ぎたので少し歩こうか、とお散歩に出ると、周囲がテーマパークみたいになっていて驚きました。









部屋に戻ると10時から花火でした。
カナダ滝は見えない部屋ですが、花火が綺麗に見えて満足でした!






