5時起き。
の筈が気がついた時には5時半になってました。
30分はどこへ行ったのかしら。
支度をして、6時過ぎに下に降りてみると、雨。
程なく頼んでいた車が来て、JFKに向かいました。
到着したのが6時50分ごろだったので、35分ほどしか掛からなかったことになります。
途中、少し混んでいるところもあったのですが、ドライバーが下道に降りてみたり高速に戻ってみたりと工夫していたようで、とても早く着きました。
JFKのデルタ航空のターミナルは2つあるそうで、私たちのフライトはターミナル4からだったのですが、これって国際便用のターミナルと一緒なんですね。
とにかく人が多くて、機械でチェックインしたら、なんと8時5分発のフライトが遅れて9時37分発とのこと。
1時間半も遅れる!と呆れていたら、さらに10分足されて9時47分発になっていました。
スマホを確認すると、6時17分に遅れる連絡が。
もう車に乗ってたわ。
荷物検査場を通ろうとしたところ、列がかなり長くなっていて、待ち時間38分!

フライトが遅れているので焦らなくて良かったです。
とにかくお腹空いたね、とラウンジへ行きました。
ウインナーやら卵やらマフィンやら、朝ごはんぽいものが並んでいて、ありがたく頂きました。
コーヒーはスターバックスの豆でした。
時間になって飛行機に乗り込むと、ファーストクラスが2席1席並びの近鉄のアーバンライナーデラックスシートのような作りで、エコノミー席は2席2席の1列4席でした。
「こんな小さい飛行機乗ったことない」
と娘はおののいておりました(汗
それでも無事、バッファロー空港に到着。

1時間1時間40分以上遅れたのに、着いてみれば遅れは1時間弱になってましたがどういうことですかw
タクシーでLily Daleに行くことにしたのですが、最初タクシーの運転手は私たちがナイアガラに行くと思い込んでいて「パスポートはどこだ」とか「ArriveCAN」とか言うので怪しいと思い、何度も確認してやっと、ナイアガラには行かないということを理解してくれました。
けれど私が住所を間違えていて、最初、全然ナビがセットできず、そうこうしているうちに空港を出てもいないのに既にメーターが10ドル越え。
案の定最終的にチップも入れて、250ドルを回る金額に。
まあそれでも、レンタカーを借りるよりは安いし何より楽なので代えられません。
でも帰りはUberかな。
さて。
今回の第一目的の地Lily Daleは夏の間だけ、試験を受けて受かった霊能者がワークショップやリーディングをするので知られるサイキックの町です。
門を入るときに1日あたり15ドルの入村料を取られます。
これが1日ひとり15ドル。
タクシーの運転手の分は必要ないとのことだったので、2人で3日間分だと40x 2で80ドルでした。
タクシーを降りてホテルなのか民宿なのか、Welcomeの文字があちこちにある建物に入ろうとすると、ドアが閉まっています。
変だねえと言いながらチャイムを押しましたが、留守。
いよいよ変だね、とよくよく確認してみると、違う通りに降ろされていました。
慌ててその場を去りましたが、誰も家にいなくて良かった。
こっちかな〜と行ってみたところで、やはりわからず。
突然2階からおじさんが話しかけてきて、「どこ行くの?」と聞いてもらえたのでMapleWoodホテルと答えると、道を教えてくれたものの、よくわかりません。
バタバタしながらあちこち歩き回って、ようやく見つけることができました。
早めでしたが部屋はできているとのことで入れてもらい、少し休んでからランチへ。

その時点で1時過ぎ。
先ほどウロウロしていた時に見ていたカフェレストランでは、なんとカードが使えないとのこと。
今回、アメリカに来てから一度も現金を使うことがありませんでしたが、初めてお財布を開きました。
例によって例のごとく、チーズバーガーとフレンチフライをシェアしたのですが、娘がチーズバーガーを自分の分の半分も食べたところで「髪の毛が入ってた!」と食欲を無くし、しょうがないのでポテトだけ食べることに。
私は自分の分はちゃんと平らげましたw
そうそう。
体調はすっかり回復。
昨夜、ふと気づいたら部屋が暑くて、娘に「部屋暑い?」と聞いたところ
「ずっと暑かった」
そうです。
どうも私が全く温度の感じがわからなくなっていたようでした。
寒暖がわかるようになったら元気になったのかも、と思っていたら、今日は朝から睡眠不足なのに絶好調です。
食事も、普通に食べられるようになりました。
まだ量を食べる気には、ならないけれど。
さて、ランチを終えて、町の入り口と、町を出た向かい側の川の辺りを探索してみました。
リリーデールは入村料を払う関係で、出入りの時にトールゲートがあり、チェックをされます。
私たちは徒歩なので、気楽に「ちょっと写真撮りたいから出させて」と外に出て、入る時に手を振って入ろうとしたら、係員の人がわざわざトールブースから出てくるので?と思ったら
「二人一緒のところを写真撮ってあげようか?」
って、とても親切にしてもらって、感謝♪



町を歩いていると、陽射しは暑くて、風は少しひんやりのいい感じ。
でもかなり焼けそう。
途中で見かけたブックストアでああでもないこうでもないと、いくつか面白そうな本やカードを仕入れました。
娘がアイスクリームが食べたいというので、ホットファッジをシェア。

生クリームをパスしたのですが、やはり物凄いボリュームで、これからも必ずシェアしたいと思います。
そろそろiPhoneのバッテリーがヤバめだったのでいったんホテルに戻り、のんびりタイムにしました。
娘が歯ブラシを忘れたので買いに出かけて、7時からは予約していたギャラリーリーディングに。
ちょっと殺風景なオーディトリアムですが、何十人もの人が集まるとさすがに活気が出てきます。


ミディアム(=霊媒)の人たちが順番に出てきてリーディングをするのですが、直接リーディング、というのと間接リーディングというのがあって、それぞれのミディアムの人たちの特性で決まるようです。
直接リーディングはミディアムが会場にいる誰かに話しかけて、その人に関係のある亡くなった人たちの話をします。
間接リーディングは最初に亡くなった霊がやって来るので、「こんな人」とミディアムが伝えて、その人に心当たりがある人が手を挙げる、というスタイルです。
今回、ミディアムは代わるがわる6人ほどがそれぞれ4、5人をリーディングしていました。
「まだ若くて、真面目だったのに薬の過剰摂取で死んでしまった男の子を知っている人?」
手を挙げたのはその子のお母さんと友達、という女性でした。
他にも次々とリーディングされましたが、明らかに描写された性格はみんな違って、必ず心当たりのある人がいました。
最後の人は奥さんらしき人と来ている男性で、「お父さんと兄を亡くしていて、お父さんの指輪をネックレスにつけていますね」とか「お兄さんとあなたはバイクに乗りますか?バイクのことは何も知らないのだけれど、これはハーレーかしら。お兄さんはバイクに乗ってあなたの前で自分はいつもお前の前にいるのさ、とか言っていたのかな」「あなたはお兄さんがしていたのと同じタトゥーを入れようとしている?お兄さんは「入れたらいいさ、でも俺が最初に入れたのを忘れるなよ」って言ってるわ」とか、全部心当たりがあったようです。
途中でメモを取っていた奥さんの方が泣いて泣いて、セッションが終わってみんなが帰る時には今度はその旦那さんの方がずっと泣いていました。
他にも母娘で来ていた二人に旦那さんで父親だった人の話を色々して、最後に「旦那さんはケニーロジャースが好きだったのね」と締め括ったり、軍関係者かな?という感じの背筋のピンとした一人で来ていたまだ40くらいの男性には「お母さんは辛いことがあったあなたを慰めたいと思ってるわ。お母さんの亡くなり方はあまり穏やかではなかったのね。でも今、私はとても平穏な気持ちで幸せよ、と言っていますよ」とか、ある人には「亡くなった人がつけたあだ名があるわね、でもあまりみんなの前で言われたくないようなあだ名ね」などとも言っていました。
みんな、ほとんどがいきなり話し出してほとんど間もなく喋るスタイルです。
私たちは残念ながら選ばれなかったけれど、どの話にももらい泣きしそうでした。
こちらに来る前に口コミで「インチキ」という書き込みも見ましたが、やはりどれも適当に当てずっぽうで言える話ではないと感じました。
今回のセッションは、1時間の間にできるだけ来ている人のためのリーディングをしますというもので、自分が選ばれるかどうかはわからなかったのですが、誰かにプライベートのリーディングをお願いしてみようかと娘と話しています。
明日は特別なワークショップに参加する予定はないのですが、その後に興味があるものがいくつかあるので、楽しみです!
今日は長い1日でした。
明日は少しゆっくりしながら、面白そうなところに行ってみます。