イースターマンディの悲劇…って言うのかな?

またしても5時半起きで、朝イチのゲームドライブに行ってきました。

相変わらず

「チータ、レオパード」

しか言わない私たち。

私たち、というのは私と娘、プラスこの前からずっとサファリをご一緒しているソルトレイクシティのジミーと友達でガイドというアーロンです。

出てすぐにいたのはハイエナで、後ろ脚を片方、怪我しているようで、すぐに茂みに消えていきました。

その後は昨日とは打って変わって、全く何にも会わず、でした。

理由の一つは、ここのところの雨のようです。

草原の草が最初に来た時と比べて20センチは伸びているようで、隠れている動物を見つけるのが難しいのです。

それでも、道を歩いているジャッカルや、今回初めてのサーベルキャットを見ることができました。

そしてまたしばらく何もないところが続いたのですが、娘が突然、

「あれ何?」

と言い、見たら2頭の仔ライオンでした。

子供だけで?

と言ったらドライバーガイドのエマニュエルが

「絶対どこかにお母さんがいるよ」

と少し探したら、後ろの方に寝そべっているのが見えました。

草の中で本当にわかりにくかったです。

動かなかったら絶対に何も見えませんでした。

それにしても、娘の目の良いことw

その後はタンザニアとのボーダーまで行って

「こっちはケニア、あっちはタンザニア」

とかはしゃいでました。

「勝手にタンザニア側に入ったら処罰するよ!」

という趣旨の石碑が立っていましたが、エマニュエルが特に気にしたようにも思えずで、タンザニアの土地を踏んだのでは?と疑っています。

ケニア側は「マサイマラ」、タンザニア側だと「セレンゲッティ」。

私はずっとセレンゲッティに行きたかったので、ちょっとでも近づけたので満足でした。

去年行った娘によれば

「延々、延々、ナーンにも出ないんだよ広すぎて」

とのことなので、マサイマラでよかったのかもです。

娘は携帯の電波が勝手にタンザニアの方のを拾っちゃって繋がらなくなる、って文句言ってましたw

チータにもヒョウにも会えず帰ろうとしたら、ちょっとショックな光景に出会ってしまいました。

ブチハイエナの群れがいて、7、8頭はいたかな?

それにしてもやけに騒がしいのです。

よく見てみると、1頭の頭が血だらけ。

「あれは仲間にやられたんだ」

とエマニュエル。

右耳を食いちぎられ、左耳は半分くらいの大きさになっていました。

そして、右足を引きずっています。

この子がすごい勢いで鳴いていて、エマニュエルによれば

「食べないでー私を食べないでーなんで食べるのー、って言ってるんだよ」

とのこと。

ええ?仲間が食べちゃうの?という私たちに

「そうだよ〜肉食獣だからね」

って、私たちが言っているのはそこじゃありません。

他の動物からではなく、一応血縁関係があることも多い仲間が食べてしまう、の?と聞きたかったのです。

結果、ハイエナは共食いをするんだそうです。

食べ物がなくて大変な時には、生まれた子供を食べてしまうこともあるんだとか。

必ず群れで動いていて、社交性の高い生き物かと思っていたのにびっくりでした。

耳をやられていた子は、右足を引きずっていたからやられちゃったのか、何かの関係で耳を先にやられてしまい、その時に足も怪我したのかはわかりません。

いずれにしても、そのうち食べられてしまうのは確実、なのだそうです。

野生の世界で仕方ないとは言え、あんなに悲しげに鳴いている子が仲間に食べられてしまうところを見なくてよかった、という気持ち。

ちょっとしたショックでした。

後でそういえばドライブの最初に遭遇したハイエナも足を引きずっていたな、と同一人物(同一動物?)かなと一瞬思ったのですが、ビデオを撮っていたので見返してみたらその時の子は引きずっていたのは左足でした。

あの子も食べられたりしていなければいいのだけれど。

なんとも複雑な気持ちでその場を離れて少しすると、メスライオンが2頭、道路を歩いているのが見えました。

これだけ草の背丈が高くなると動物たちも道の方が歩きやすいみたいですね。

その子達が何故かずっと、私たちの車の跡をついてきたり追い越したり、またついてきたりで、しばらくライオンに伴走されることになりました。

絶対狙われていたと思うんだけどな。

「人喰い鉄道」の読み過ぎかな。

でも、駅舎の中にまで入り込んで人を攫って行ったのだから、サファリカーが襲われないという保証はないんじゃないかな、って思うのです。

帰る道のりではもう一度、今度は道のすぐ横にゾウがいて、明らかにこちらを気にしています。

最初は草を食べていたのですが、そのうち土を鼻で吸っては自分の体にかけることを繰り返していて、でも目だけは私たちの車から離さないんですよね。

ぶっちぎるべきか、待つべきか…エマニュエルが決めかねていたその時、もう一台が後ろからやってきてドライバー同士何かを話していたかと思うと、後続の車がゾウがいる側と反対の方からしゅ、っと加速してその場を脱していきました。

不満の声を上げるゾウ。

けれど特に襲うようなことはなさそうだったので、すかさずエマニュエルも車を走らせ、無事、脱出することができました。

リアルジャングルクルーズだわ。

チータもヒョウも見られなかったけれど、ある意味なんだか満足したのでした。

良いことばかりを見たわけではないですが。

ホテルで朝食の後は、プールサイドのビーチチェアでゴロゴロしながら私はヒーリング、娘は仕事と読書。

部屋に戻ってお茶を入れたりしていると、部屋の電話が鳴りました。

何事かと思ったら、3時10分発のナイロビに戻る飛行機が、2時半発になりました、とのこと。

40分も早くなるって、どういうこと?

幸い、支度もほとんどできていて、時間には余裕があったので、荷物をフロントに預けてまたビーチチェアで15分ほどでしたがゴロゴロしました。

とにかくゴロゴロを最優先の私たち。

また愛想のない空港と呼べるのかもわからない空港に行き、帰りは2ヶ所に寄ってからナイロビに無事到着!

帰ったらクタクタでしたが、とにかくいろんなことがあって、楽しい休日でした。

イースターマンディの悲劇…って言うのかな?

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