なんだか今日もむっちゃ眠いです。
昨夜は1時ごろには寝て、起きたのは9時だったのでよーく寝たはずなのに、午後には眠くて眠くて、その眠さが夜まで続くというなんだか異常事態です。
異常事態と言えば、こちらの朝、ニューヨークの夜9時ごろ娘と話していたのですが
「さっき隣の部屋で男が女の人に怒鳴っていた」
と言うのです。
ものすごい怒鳴り方でたまたま電話で喋っていたNYの友人が
「通報したら」
と言うくらいだった、とのこと。
でも確かに男の人が怒鳴っていたのだけれど、相手の声はしなかった、とも。
ここで考えられるのは
1)男に怒鳴られて怖くて、相手の女性は黙っている
2)麻薬がらみか何かで男は架空の相手に怒鳴っている
3)そもそも男は怒鳴っていなくて娘の幻聴
と言うわけで、後になるほど怖い事態となっていきます。(私的に)
そんな話をしているうちにまた男が怒鳴り始め、私にも明らかにその声が聞こえてたので
4)私も娘と共にフォリ・ア・ドゥ
でなければ1)か2)ということに。
どちらであっても隣の部屋にいるのも怖い感じなので、娘に「すぐにフロントに電話して」と言って連絡させました。
セキュリティを巡回させると言われたので少し安心して、また他愛もない話に戻ったのですが、しばらくするとまた男の怒鳴り声が。
今度は少し、女性の声が聞こえたように思いました。
でも、あれ?
なんかキャッキャ言う声もしてる?
娘に確認すると、どうやらやはり初めて女性が声を上げたようで、ちょうどその時に廊下を女性のグループがきゃっきゃ言いながら通って行ったのだとかw
どうやらやはり正解は1)のようです。
何にしてもフロントに連絡すると、セキュリティを派遣するとのこと。
少し待つと、隣の部屋のチャイムを鳴らす音が電話越しの私にも聞こえてきました。
はっきり何人かはわかりませんが、かなりな人数が来ている模様。
話している内容までは聞こえませんでしたが、娘によれば
「もうこれで通報が来たのは3度目だから出て行ってもらう」
そう言われた男は
「もうお金を払ったんだ。返してくれるのか」
とか言っていたそうです。
「返すわけないだろー」
みたいなことをセキュリティが言うと、男はギャーギャー騒ぎます。
女性は殴られたのか目の周りが黒くなっていたようで、荷物をまとめて部屋を出ていきました。
娘はドアスコープから覗いていたんだとかw
その後も男とセキュリティの攻防は続き、とうとう男は追い出されたようでした。
そして、部屋を出たあたりから電話をかけていたのですが、その相手が母親。
どうなってるんだ。
スペイン語で話していたらしいです。
いずれにしても、麻薬がらみかな、という感じは拭えません。
しばらくすると、先に部屋を出た女の子が戻ってきたようでした。
どこかに匿われていたのかな。
やっと静かになりましたが、なんだか本当に、ニューヨークらしい出来事だなあと思わずにはいられませんでした。
娘は聞き耳を立て、時折ドアスコープを覗いていただけですが、人がやたらたくさん来ていた中には野次馬もいた様子。
アメリカで喧嘩があっても、私は絶対立ち止まらず、遠くから少し見ることはあっても近くにとどまることはしません。
だって、いつ拳銃が出てくるかわからないから、流れ弾に当たる可能性は決して低くないもん。
今回はただのマミーズボーイで女には強く当たれるけどって感じの小僧だから拳銃までは持っていなかったかもだけれどね。
娘の今回の用事は月曜からで、明日からは会社が取ってくれたホテルに移ります。
少しはまともなホテルだといいなあ。
今のホテルだって、1泊500ドルもするんですけどね。
NYのホテル、2年前にもだいぶ高いと思っていましたが、当時と比べても1泊200ドル近く宿泊料が上がっているようで、異常です。
娘と、また一緒にNYに行きたいね、とか言っていますがいつになることやら。
とりあえず娘が夜、静かに寝ることができて何よりでした。