ナイロビ一望

今日は朝から基本のんびり。

あまりお腹が空いていなかったので、朝は先日のJWマリオットからもらってきた果物を食べてお茶を濁しました。

ブランチに出かけようと言っている間に時間が経ち、近所のアートカフェに着いたらもう1時。

ランチでも遅めです。

先日、12時前ですごく混んでいましたが、今日はだいぶ空いているので、やはりこちらの人はお昼が早めなのかな。

外を見ていたら、猿が1匹、道路を横断していきました。

やはり住んでるんだなあ。

外を見ているといろんなことが目につきます。

手に品物を持ち、信号待ちの車の窓を叩いて商売する人たち。

売るものはなんでもありで、袋入りのピーナッツやドライフルーツから、子供のおもちゃから、今日は大きな絵まで売っている人たちがいました。

自転車のタイヤの中のチューブらしき物や何かわからない部品を抱えて一台一台、車の窓を覗き込んで行く人。

両手に1匹ずつ仔犬を抱えていたり、仔ウサギが4匹くらい入った段ボール箱を抱えて、時々一羽を取り出して見せびらかしてみたりしている人も。

誰が買うんだろう、と思っていましたが、一度だけ、Uberの運転手さんがピーナツを買っていました。

やはり買う人がいるから、売るのよね。

アートカフェへの道端で自転車を20台くらい置いて売っている人たちがいるのですが、これも

「こんなところに自転車置いて、誰が買うのかね」

なんて娘と話していましたが、今日、帰り道で車を停めて、子供用の自転車を買っている人がいました。

やっぱり、いるんだ…。

昨日のスラムのお店も、やはり買うから成り立つんですよね。

この国の経済の成り立ちはどうなっているのか、なんて話を娘とカフェでしてました。

結局、よくわからないけれど。

娘によると、年齢ピラミッドでは若者がすごく多いんだそうですが、国としての成長率はとても低いんだそうです。

発展途上国としては由々しき事態、なんだそうですが私はよくわからず。

ただ、道端で物を売るのは非効率だなとか、衛生的にどうなのとか、そんなことを考えてます。

帰宅して、急いで支度をして、サリットセンターへ。

いろいろオンラインでした買い物が明日から届くのですが、ほとんどの支払いにMーPesaが求められています。

これにお金を入れるのに、夫のダイナースカードでキャッシングしようとしたら、どこにもダイナースが使えるところがない。

娘が自分のVIsaカードを試したら、6万シリングで却下され、4万シリングでお札を数える音がして「やった!」と思ったのに、延々延々数え続ける音がして、最後に

一時休止

の案内が。

別のATMへ行ったら、最初は調子良く受け付けてくれていたのですが、突然

一時休止

に。

諦めて、さてこの後どうしよう…と思っていたところに、小さなATMが目につきました。

ダメ元で、とまた娘がVisaカードを入れてみたところ、4万シリングまでキャッシング可能なことがわかり、無事、現金を手にすることができました。

支払いにギリギリではあるのですが、仕方ない。

娘がいない時の支払いの可能性を考え、2万シリングずつM-Pesaに入金してとりあえず、一息。

慌ててモーヴェンピックに向かいました。

今日は私の誕生日で、お祝いのディナーを予約してもらっていたのです。

ここは回転廊レストランで、席が少しずつ回ってナイロビの様子が一望できるので、楽しみにしていました。

ちょうど日暮どきで、曇っていたのですが一瞬だけ、夕焼けが見られました。

見渡すナイロビは思うよりも建物が多くてびっくりします。

普段歩いている時や車に乗っているときは塀や緑のお庭しか見えないので、こんなにビルが密集しているなんて意外。

だんだん暮れて暗くなると、普通の都会なら灯りが綺麗に見えるところですが、極端に少ない光しか見えません。

建物はオフィスで、みんな仕事を終えて帰ってしまっているのか、それとも元々誰もいないビルが多いのか。

1時間25分で一周するとのことで、1周半ほどいたかな?

食事はすごく美味しいというわけでは正直なかったのですが、雰囲気がいいのでまた来たいと思います。

良い誕生日になりました。

ナイロビ一望

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